フリーランスITエンジニアの定義と正社員との差

フリーランス ITエンジニアとは

フリーランス ITエンジニアの定義

フリーランスとは独立して自身の専門知識やスキルを提供して対価を得る人

フリーランス協会発行の「フリーランス白書2020」で「フリーランス」の定義がなされています。

特定の 企業や団体、組織に専従しない独立した形態で、自身の専門知識やスキルを提供して対価を得る人
 

これをITエンジニア用に読み換えますと、下記のようになります。
特定の 企業や団体、組織に専従しない独立した形態で、自身のIT専門知識やITスキルを提供して対価を得る人

 

定義からもわかりますように、フリーランスのITエンジニアは、「 特定の 企業や団体、組織に専従しない独立した形態で」活動するわけですから、1人で活動することになります。

 

自分で営業し、仕事を確保し、自分のIT専門知識やITスキルを提供して対価を得て、生活費、各種福利厚生・保険費、税金に充てなければなりません。

 

このために、フリーランスの ITエンジニアと企業のITエンジニアとでは下記のような違いが出てきます。
 
 

フリーランスITエンジニアと正社員ITエンジニアの差

自分で仕事を確保する

例外はありますが、企業の正社員は自分で営業して仕事を確保する必要はありませんが、フリーランスの場合自分で仕事を確保しなければなりません。

居客要求レベルの専門知識・スキルが必要

フリーランスのITエンジニアは、IT専門知識やITスキルを提供して対価を得るわけですから、お客様が要求する専門知識レベル、スキルレベルを持っていなければなりません。

老後の備えは個人負担

フリーランスには、各企業が法律に基づいて行っている福利厚生や各種保険制度がありませんので、正社員並みのものを個人で備えるとなるとかなりの費用がかかります。その費用は、全額個人負担となります。企業正社員の場合、企業が全額負担してくれるもの、企業が社員と折半負担するもの等があり、社員の負担はフリーランスに比べ圧倒的に軽減されています。

確定申告で税金が決まる

このように、正社員とフリーランスでは色々と違いがあります。就業規則で縛られる企業社員と自分の裁量で働けるフリーランスとでは、働き方そのものもちがいます。フリーランスの仕事の仕方も業務委託と請負形式形態とでは違います。基本的には上記5つの問題点を主にして、その他については関連問題として考え、提案していきます。フリーランスとして挑戦しようと思っている方、挑戦している方の参考になれば幸いです。

 

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